古い町並みには、コンクリートや備前焼の大きな鉢に雨水を貯めて防災用に備えているものを結構見かけましたが、最近見かけなくなりました。いざ災害に遭うと、飲み水だけでなく、洗い物やちょっとした洗濯などにもお水は必要になりますよね。私自身も雨水の利用はまだできてませんが、将来的には雨樋から灯油タンクに貯めれるように作ろうかと考えてます。
日本は他の国に比べると確かに水資源は豊富。でもだからといって昔の人は水に苦労しなかった訳ではないはず。飲み水と農業用水とでは使う量が全然違います。昭和には宅地開発で都市部のため池は潰されていきましたが、基本田んぼがあるところには、おびただしい数のため池があります。 google mapでみるとよくわかります。
昔の人が苦労して作った池に、現代の私たちが感謝する気持ちを持たないというのはとても寂しいです。