ケイイチのシンプル生活

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里山 知らない事だらけの昔の日本

 

山に生きる人びと (河出文庫)

山に生きる人びと (河出文庫)

 

 

私はこの本を読むまで、畑を荒らす獣の被害は里山を管理しなくなったからと思ってました。 全然違ってました。 昔の日本には、今では想像もつかないほどの野獣が山に住み、その野獣の農作物被害は今よりももっと深刻。 村には狩猟を職業にする人もいれば、山の中には罠を仕掛け、野獣退治を頻繁におこなっていたそうな。 という事は私達のご先祖様達は、結構な頻度で猪や鹿のお肉を食べてたのかもしれませんね。 

 

今でこそ気軽に登山や山菜取りなんてできますが、昔は山に入るのも結構大変だったらしい。 熊や猪ならまだしも、狼の被害も深刻だったらしい。 私は学校の教科書に載ってた"絶滅した日本狼の剥製"をイメージしてましたが、それはやせ細った野良犬程度の大きさの貧弱な狼。 これも間違い。結構大型の狼も生息し、人を襲う。まさに"もののけ姫"に出てくるような大型の狼も昔は実在していたのかもしれません。

 

皮肉な事ですが、現在日本で一番自然が豊かなのは福島県原発の周りかもしれません。山の方は急速な変化はなくとも、海では7年以上禁漁になっている区画があるせいで、魚は豊富で大きいそうです。  基本的に日本はモンスーン気候で、他の国よりも自然の回復力は力強いはずなので、今後10年~20年と時間が経つと、福島県ではとてつもなく自然が回復していくのかもしれません。 

 

私達は福島県の自然を見て、今までいかに愚かに自然を破壊してきたかを知り、これから回復すべき姿を見るのかもしれないですね。