woodykhのブログ

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DIY 上達のポイント

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DIYは自分で電動工具を使い収納する箱などを作るのが楽しい。だから"上達する"という事自体あまり意識しなくてもいいかも。 でもどうせやるなら、Cafeやおしゃれなサイトに出てくるようなお部屋にしたいですよね。 その気持ちはとても大切です。あなたは最期までどこかに住むのだから、長い時間を使ってコツコツ、気が向いた時に家を改修していくことができます。株式投資も同じ。個人の場合長い時間を使ってコツコツやることができるのが強みです。

 

さてホームセンターに通っても、ある時点で上達できない所に到達します。基本ホームセンターには趣味でDIYする人向きの商品はあまり置いてません。 大きく分けて、2種類、入門者用の安いもの(中華製の激安品と各メーカーの入門機)。 それとプロ用のもの。 これは電動工具も手工具も同じです。

 

ネットでDIYや大工道具、木工, woodworkingなどで検索してどんな時にどんな工具が必要なのかを調査する必要が出てきます。 それはそれで楽しいので、どんな道具類が必要となるかは、時々説明して行きますが、最初から全部揃える必要もないです。

 

アメリカでは"Woodworking"の文化があり、個人でも本格的な家具を作る人もたくさんいますし、以前紹介したように、アメリカ人は大抵工房を持ってます。

 

woodykh.hatenablog.com

 

私も木工にハマった最初はアメリカスタイルの木工に憧れて、色んな電動工具買いましたが、今思うことは、日本でCafeやおしゃれなリフォームを作るスタイルの方が楽しいし、現実的かなと思います。 基本家具なんてほとんどいりません。 おしゃれな収納を工夫すること、経年劣化で木材の味が出る家 、自分で施工したフローリングや、壁、ダイニングキッチンなどの方が、日本人にあってると思います。

 

さて上達のポイントですが,  お絵かきする時のことを考えて下さい。フリーハンドで描く時、消しゴム必要ですよね。 一方ちゃんと計画して定規を使い精密に描く人は、メモリをちゃんとつけて描きますよね。 基本はある程度ラフに作っても、飛び出したところを、消しゴムで消すように修正できれば楽。 熟練した人は鉋(カンナ)を使い綺麗に修正し、最終的にはピッタリしたものを作ります。 でもまだ手工具を扱う技術がないDIY初心者は、 電動工具で精密に加工して作ろうとします。 特に合理的なアメリカ木工で顕著で、色んな電動工具で精密加工を売りにしたり、精密加工用の補助具などがたくさんあります。 

 

早い話カンナをマスターしちゃえば、自分の腕がぐっと上がります。でもそこにはちょっとした壁があります。

 

その1.  全て電動工具で加工する

基本木工=刃物です。刃物の取り扱いができない場合、とても割高になります。どんどん機械や工具を追加購入していくことになります。

 

その2. 日本の鉋を使う

初心者にはこれが結構難しい。あれこれと自分で調整する必要があるし、刃を研ぐ必要があります。 でも鉋を使いこなしていく過程自体が、あなたが上達していく過程でもあるので、難しいことは悪いことではありません。 親切な大工道具屋さんは、研ぎ方や調整の仕方をCD-Romの動画で作って、鉋を購入した人には無料でつけてたと思います。

www2.odn.ne.jp

 

その3.西洋鉋を使う

一番おすすめはこれです。西洋鉋は土台が鋳物製なので、精度があり、土台のメンテナンスも不要です。但し安い西洋鉋は、土台の精度が低い為、自分で削り直す必要がありますが、ある程度高い鉋は最初から精度を出してるので不要です。 見た目とてもおしゃれで重厚感があるし、一生使えるので1つは持っていてもいいのでは。 でもここでも問題が...手工具に慣れてくると、どんどん追加で購入したくなります。西洋鉋でも色々な種類がありますが、たくさん買うと値段は馬鹿になりません。1つは西洋鉋を持って、追加で買うのは日本の鉋を買い、時間をかけて使い方をマスターすることが、一番楽しいかなと思います。

ちなみにまともな西洋鉋は 日本ではOFF Corporationさんしか扱ってないと思います。このサイトは趣味の木工をしてる人は皆知ってる有名サイトです。 他にも色々な道具や作り方を紹介してますので、おすすめです。 ちなみにおすすめはブロックプレーンです。ちょっとした修正に便利で手の中に収まるサイズ。

www.off.co.jp

 

その4. その他の選択肢

日本の鉋でも替刃式のものがあります。本体自体はさほど高くはないですが、替刃を購入するコストがかかります。 替刃式の場合、鉋本体の調整は、下台の平面を出すくらいでほぼメンテナンスフリーです。 通常の日本の鉋の場合は、刃を研いでいくうちに、刃先が減り、つまり鉋の刃の形が微妙に変わる為、その都度鉋台を削って調整したり、鉋の刃の両サイド(耳)をグラインダーで削ったり、角度が甘くなると、またグラインダーで削ったりと、調整が必要ですが、替刃式はそれが不要です。

 

木工する, おしゃれな家を自分で作っていくという事は楽しい人生には必要だと思いますし、やり始めたら楽しくなるので、長続きします。 おしゃれサイトに出てくるインテリア、 憧れだけでなく、少しづつ自分で手に入れるほうがいいと思いませんか?