woodykhのブログ

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宝クジ当選者が貧乏になる理由

  日本人は学校でお金の事を学んでないので、お金の使い方、資金運用を知りません。宝くじで1億円当たる人なんて、ほんの一握りですが、正社員として働き退職金をもらう人は結構いるでしょう。大抵の人は退職して初めて、老後の為に資金運用しようと銀行に相談しますが、時すでに遅しです。60歳から退職金を運用しても、お小遣い程度しか利益は出ませんし、銀行に行く事自体、お馬鹿さんです。銀行は投資の素人だし、投資銀行ピンハネするので、貰える金額はスズメの涙程度。

 

  では普通の人が1億円の宝クジを当選したらどうなるのでしょう? 最初は気分が高揚し贅沢な住宅を買えば半分は消えるし、必ず親戚にはバレるので、”俺に投資してくれ、倍返しする”なんてのが必ず現れ、1000万くらいは消え、残りを旅行、車、贅沢品などに使えば数年で無くなるが、消費癖は昔には戻らないので、借金して貧乏になって行く。。。 普通の人は投資=”お金がお金をうむ仕組み”を知らないので、お金を使う一方で、どんどん額が減ります。

 

  逆にしっかり資金運用してる人が宝くじで1億円当たるとどうなるか? 答えは生活は何も変わらないし、気分も高揚しません。普通の人にとって1億円は大金ですが、堅実な会社に株式投資し、1億円から配当金を毎年貰えるのは、精々200万円程度です。以外と少ないでしょ。但し死ぬまで毎年もらえ、かつその額が少しづつ増えて行きます。 10億円もあれば贅沢し放題でしょうが、資金運用してる人は合理的な人が多いので、最低限不自由無く生きていける金額を計算し、それ以上は殆ど投資しなくなると思います。お金よりももっと大切なものを探すハズです。

 

  資金運用を学んで行くと、早い時点でお金の使い方を考え始め、少しづつ人生にプラスに働き出します。

● 第一段階 

株式取引を始めます。最初はアレコレ勉強しますが、ほとんどの人が若いうちは仕事を頑張るので、毎日株価チャートなんか見てられません。ここで短期で金儲けしようと下心を出す人は、一時は大儲けしても長続きは難しい。

● 第2段階

株は買ったはいいが放ったらかし状態。年に2回配当金が入ってくる時だけ、自分が株を購入してた事を思い出す。

● 第3段階

数年後気付けば、株価が2倍になってるという事はよくあります。こうした時期から、自分のお金がお金を稼いでくれるんだという実感が出てきて、贅沢品などを買わなくなります。車を購入しても精々10年程度、一方株式は自分が死ぬまで働いてくれます。 

● 第4段階

堅実に株式投資を続ければ大きな力になる事に気付き出します。最低限自分の生活に必要な年間コストは幾らで、後何年投資を続ければそのラインをクリアできるかを計算し始めます。ここで大切なのは、欲を出さずに堅実にコツコツと続ける事です。

 

お金を稼ぐ事は人生の目的ではないハズです。が、お金の心配をせずにやりたい事ができる人は少数ですし、お金の知識がないと、仕事で稼いだお金はすぐ使うか、効率の悪い銀行貯金をして資金運用ロスをするかです。 学校というのは人生に必要な知識を学ぶところのはずですが、日本の教師は元は左翼系が多く投資に嫌悪感を持ってる人が多く、また教育ガイドラインを引くお役所は事実上投資禁止なので、投資の素人です。 日本人の場合、人生に必要なお金の知識は自分で学び経験するしかありません。