woodykhのブログ

断捨離してシンプルライフ! 質素でも楽しい生活の追求ブログです。

一番大切な防災の準備とは

地震/地学の先生のYouTube番組で、一番大切な事として訴えられるのが、”正常性バイアス”をとり除け!!という事。 つまり地震が起きても自分は大丈夫と勝手に思い込み、避難が遅れたり、普段の防災対策に大きな落とし穴があるという事。 先生は今の学校教育にも大きな問題があると語られてます。
 
私達はどのような防災の知識を与えられてるでしょうか?   家具には転倒防止金具を付けろとか、2~3日分の非常食を常備しろとか、懐中電灯、運動靴などを枕元に準備しろとか……でもそれって根本的におかしいですよね。非常食が必要となるのは、あなたが幸運にも生き残った後に必要になるものです。転倒防止金具は精々震度6強までです。それ以上になると壁ごと貴方に向かって飛んでくるそうです。
 
先生がおっしゃた"正常性バイアス”への対策、私達は具体的にどんな準備をすればいいのか.それは最悪から中規模災害までのケースをアレコレ想定し普段からシュミレーションする事ではないでしょうか。正常性バイアスは自分は幸運にも被災しないというポジションなのだから、反対は自分は被災するというパターンを想定する事。何がどうマズイいのかを探し出し、対策できるものは少しづつでも手をうっていく事ではないでしょうか?
 
倉庫
現在防災マップで津波の被害を受ける地域はある程度確認できる筈ですが、何もせず普通に生活している人もかなりいます。少なくとも少し離れたところに倉庫を借り、家自体は流されても、自分の体さえ無事なら何とかなるよう心構えくらいはできる筈です。ちょっとした差でも津波に飲み込まれるかどうか、判断がすぐできるかどうか大きな分かれ道に繋がるそうです。
 
バール
庭に鉄のバールを置いておく事も意外と大切です。 家屋が崩壊して、瓦礫から家族を救い出すのは2時間程度が限界。それ以上だと救い出しても、圧迫されたところに溜まった毒素が全身に回り、人工透析しない限り助からないそうです。もちろん震災時に透析なんて無理ですよね。病院自体機能不全になってる筈だし。できるだけ早く家族を救い出すのに手っ取り早いのがバールという訳です。
 
家具
家の耐震補強はかなり高額になりますよね。まずは自分の出来る事からやるのはどうでしょうか? 二階に物を置かない。不要なものは処分する。最近はウォークインクローゼットが普及してますが、押入れを改造してクローゼットにすると、若干ですが家の構造の補強にもなります。同様に食器棚やTVボードも壁に2X4材を打ち付け棚を作るだけで家の補強に貢献します。大切な事は貴方は、これから先何十年と家にすみ続ける時間があるという事。最初はチープなつくりでも、続けていけばその差は歴然とします。
 
私の周りの人に、ウォークインクローゼットにリフォームしたけど、昔の洋服ダンスが捨てられないという方がいます。捨てるにもお金かかるし、勿体無い気持ちは分かりますが、いざ地震の時はそれが凶器となりえます。 そんな人にオススメなのが、セーバーソー電動のノコギリです。素人でも簡単に扱えますし、家具の解体も簡単にできます。なごり惜しいのであれば、取り合えず解体だけして、木材を再利用する事もできます。
 
本や雑誌,CD,DVDもkindleNetFlixを使えば大幅に家の中の物は削減できます。 断捨離を勧める本は沢山出てると思いますが、防災という観点から読んでみても意味あると思います。何より物が沢山ある家は、家の重量が増し、耐震強度が落ちますし、貴方が避難する時間を数秒でも遅らせます。その数秒の間に家が崩壊したとしたらどうでしょうか?  全壊して再建する場合その分費用がかかります。
 
SnowPeakのオシャレ感が半端ない
最近はキャンプ用品の質が飛躍的に向上してます。普段使いのソファやベットなども十分キャンプ用品でも賄えます。私も最近キャンプ用のコットという折りたたみベットを購入して普段使いしてます。慣れれば問題なく寝れます。恐らくこれからキャンプ用品の普段使いへの応用は進化し続けると思います。 普通の家具を買うか、キャンプ用品を買うかで、住む家の大きさが変わってくるし、その分何千万円も消費者の負担が変わってくるのだから…